

―進路を決めるのは早かったそうですね。
母 高校の時にイヌやネコのトリマーになりたいと、具体的に仕事の話をするようになりましたね。近所に、トレーナーの専門学校を卒業した方が、ペットホテルやドッグランがあるショップをやっていて、ペット業界の話を聞きに息子と行ったことがあるんです。どんな学校があるのか、就職はどうなのか、仕事内容など伺いました。
息子 そのトレーナーの方にいろいろ話を聞いて、やっぱりペットに関わる仕事がしたいとさらに明確になりました。それから、専門学校のパンフレットを集め、体験入学へも行きました。九州スクール・オブ・ビジネスの体験入学で、初めてイヌのシャンプーをさせてもらった時は、とにかく楽しかった!学校の雰囲気も明るくて、先輩たちが笑顔だったのが印象的でしたね。入学の一番の決め手は、姉妹校の中で好きな授業が選べて受けられること。4校で29学科ある総合専門学校ということにとても興味を持ちました。
母 そのトレーナーの方にも、トリマーや看護など幅広く勉強できた方が就職時に役に立つと聞いていたので、ここの学校はピッタリでした。息子のここに行きたい!という強い意志を尊重して学校選びをしました。
―親として専門学校選びで気になることは?
母 やはり就職のことです。専門的にやりたい事を勉強し、その経験が活かされる仕事に就いて欲しいですよね。兄も調理師を目指し、専門学校へ行き、その道でやっているので専門学校は安心できる所でした。2人とも、やりたいことが明確だったので、進路については専門学校に行くことが自然でしたね。

―就職が決まったそうですね。
そこにはインターンシップに2回行かれたとか。
息子 ペットホテル&温泉の「ビースパ」に決まりました。ここは、1年の時に学校の紹介で働かせてもらった所なんです。技術も、知識もまだまだだったので、2週間のインターンシップがとても大変に感じました。何より、立ちっぱなしでハードな仕事だな、と思ったのが記憶に残っていますね。2年では、就職を意識して同じ所に行かせてもらい、シャンプーなど担当しました。仕事の流れも把握していた事や、実習でやったことがそのまま実践できたので、やりがいを実感できました。インターンシップは、就職への近道。積極的に行動することが絶対にオススメです。
母 しっかりした所への就職が決まって安心しています。自分が行きたい!と思えるところにスムーズに入ることができて、ほっとしました。
―専門学校へ行って自身の変化はありましたか?
息子 すごく変わったと思います!もともと、人と話すことが得意な方ではなくて、でもクラスは女子がほとんどで、正直、最初はとまどいましたが、同じ目標を持つ同士なので自然にいろいろと話ができましたね。自分の性格も明るくなったし、人と話すことにも抵抗がなくなりました。
母 いろんなことに対して、積極的になりましたね。仕事の事、将来のことなど、専門学校で仕事を意識した時間を過ごすことで、自分のことについて前向きに取り組むようになったと思います。2年間で、随分しっかりしてきたな、と感じました。実家に戻って来た時に、親戚のイヌのシャンプーをしてあげていて、息子が楽しそうにしている姿を見ると、やはり好きなことを学ぶことが一番だと感じましたね。
―将来の夢は?
息子 福岡で、カフェが併設したペットショップをやりたいです。兄が調理師なので何か一緒にできれば、また楽しみも増えるだろうな、と思っています。
―お互いにメッセージをお願いします。
母 職場に早く慣れて、責任を持って仕事に取り組んで欲しいですね。お客様に信頼してもらえるように一生懸命頑張ってください。将来の夢が叶うよう応援しています。
息子 早めにやりたいことの目標を見つけて、専門学校へ行ったことは良かったです。まずは、自分一人で食べていけるように頑張って働きます!

「男の子なのでなかなか悩みなんかは、母親に話してくれないですね。でも、やりたい事があって、それに向かって勉強している姿を見れば、親としては見守るだけですね」。
松田君本人は、「悩みや心配事もあるけれど、どうにか自分で考えて解決していきたいと思っています」とのこと。













